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「多様性を尊重しよう」や「違いを受け入れよう」という言葉があります。けれど、私たちは、ひとりひとりの違いや多様性を本当に大切にできているのでしょうか?
誰もが尊重されて生きられる未来を実現するにはどうすればいいか。
ヒントは「人権」にある、と私たちは考えています。この言葉についてじっくり考えることで、私たちのすぐそばにいる人を大事にするための手がかりが見つかるかもしれません。
キーワードは「人権ディフェンダー」です。
4日間のプログラムを通して人権を考えたいどんな人も、人権を原動力として、獲得した学びを行動に変えていくための最初の一歩を踏み出せることを目指します。
令和6年度第1回 は、昨年度に引き続き「性の多様性」をテーマとし、人権教育の基礎、人権を守るための心構えを学ぶことで、自身の課題と役割を結び付けて考えられるような視点を養い、学校や職場等において性の多様性への理解を示しながら主体的に変化を起こしていくための態度を身につけます。
人権ディフェンダーとは?
人権ディフェンダーとは、人権の守り方を知り、自ら行動していける人のことです。実際にディフェンダーとして活動している人たちから、アクションの手がかりを学びます。
おもて面 [PDFファイル/831KB] うら面 [PDFファイル/1.31MB]
1日目:2024年12月7日(土曜日)
テーマ:人権の基礎を学ぶ(レクチャー・ワークショップ)
プログラム(1)「気づき」から「行動」へ
講師:NPO法人国際理解教育センターERIC
会場:東京都人権プラザ(港区芝2-5-6芝256 スクエアビル1階)
2日目:2024年12月8日(日曜日)
テーマ:性の多様性を話し合う(ワークショップ)
プログラム(2)多様な性ってなんだろう?~わたしを含めた、多様な性を考える~
講師:認定NPO法人 ReBit
会場:東京都人権プラザ
プログラム(3)性暴力被害を考える
講師:大藪順子(フォトジャーナリスト)、STAND Still
会場:東京都人権プラザ
3日目:2024年12月14日(土曜日)
テーマ:多様な性のあり方を体感する(フィールドワーク)
プログラム(4)新宿で学ぶ(その1)
講師:鈴木茂義(NPO法人プライドハウス東京)
訪問先:プライドハウス東京レガシー
プログラム(5)新宿で学ぶ(その2)
講師:長村さと子
訪問先:足湯cafe&barどん浴 他
4日目:2024年12月15日(日曜日)
テーマ:権利を守るために行動する(アクションプラン)
プログラム(6)私とあなたの権利を考える
講師:甲斐田万智子(認定NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights)、文京学院大学・立教大学講師)
会場:東京都人権プラザ
プログラム(7)まとめとふりかえり
講師:NPO法人国際理解教育センターERIC
会場:東京都人権プラザ
※各日 9時30分~16時30分(予定)
15歳から25歳くらいまで
参加に当たっての約束・注意事項です。プログラムの冒頭で、参加者全員でルールについて改めて考えます。
1 安心・安全
みなさんの安全に最大限配慮してプログラムを行います。心配なことがあればいつでもスタッフに相談できます。
2 プライバシー
プログラムの中で知り得たお互いのプライバシーは口外しません。また参加に際して本名を名乗る必要はありません。好きな名前で参加できます。
3 傾聴
相手の話をさえぎらずに最後まで聞きます。お互いを尊重し、相手を否定しません。
4 無理をしない
あなたの状況について、他の人に無理に話す必要はありません。途中で気分が悪くなった場合はいつでも退出・休憩できます。
5 差別を許さない
ジェンダー・人種・年齢等に基づく差別的な発言や行動は許容しません。問題のある場合は退場していただきます。
6 撮影禁止
録画、録音、撮影は禁止します。主催者も、みなさんに無断で録画、録音、撮影は行いません。
要事前申込。参加費無料
20名程度(申込の状況に応じて抽選する場合があります)
Webフォーム
https://form.run/@inclusive-youth-2024-01<外部リンク>
2024(令和6)年11月25日(月曜日)正午 → 2024(令和6)年11月30日(土)15:00まで ※申込締切を延長しました。
【2023(令和5)年度】
人権ディフェンダーになるための4日間集中プログラム<ユース向け><外部リンク>
人権ディフェンダーになるための2日間集中プログラム<ユース世代と関わる大人向け><外部リンク>
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