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水平社100年をどう教えるか~「異化」と「同化」と「無化」の間で~

印刷ページ表示 更新日:2022年7月19日更新

​令和4年度第1回人権啓発指導者養成セミナー

 令和4(2022)年は、全国的な部落解放運動の原点とされる全国水平社創立から100年の節目になります。明治政府が1871年に公布した「解放令」によって、封建的な身分制度は廃止されましたが、その後も被差別部落の人々は根深い偏見と差別に苦しみ、それは現代でも続いています。
 日本で初めての人権宣言とも言われている「水平社宣言」から100年経ったいま、はたして同和問題は解決に向かっているのでしょうか。その歴史を振り返った時、解放運動や問題解決に向けての歩みは決して直線的なものではなく、さまざまな紆余曲折を経ながら、この節目を迎えました。
 こうした中で、インターネット上では、いまだ偏見に満ちた書き込みや差別を助長するような記事が見受けられます。差別はなくなっておらず、むしろ見えにくくなることで、一層複雑化しているとも言えます。
 今後、私たちはこの100年をどう理解し、それをどのように次世代へと引き継いで行く必要があるのか―。歴史的な解釈と、教育の場面において、より本質的な理解を促すための方法を学びます。​

チラシ

チラシおもて面
おもて面 [PDFファイル/372KB]

チラシ裏面
うら面 [PDFファイル/717KB]

日時

2022年8月16日(火曜日)
14時00分から16時00分まで(開場13時30分)

会場

東京都人権プラザ 1階 セミナールーム
(港区芝2-5-6  芝256スクエアビル 1階)
https://www.tokyo-hrp.jp/access-main.html<外部リンク>

開催方法

会場及びオンライン開催(Zoom)

対象

人権教育に携わる教員等

定員

会場定員40名(予定)、オンライン参加定員100名・事前申込制
※応募多数の場合は抽選、オンライン参加は増員あり

申込方法

Eメール、電話のいずれかでお申し込みください。

  • Eメール fukyu3103『アットマーク』tokyo-jinken.or.jp
  • 電話 03-6722-0123

(注1)メールでお申し込みの場合は、件名に「指導者養成セミナー」と明記のうえ、(1)氏名(2)参加人数(3)所属団体(4)電話番号をご記入ください。
(注2)Eメール送信の際は、『アットマーク』の部分を半角英数字の @ に変更して送信してください。当施設では上記のような方法でスパムメール対策をおこなっています。また、お送りいただいたEメールのウイルス感染等の理由により、お返事できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
(注3)お申し込みいただいた際のEメールアドレスに、招待リンク・ID・パスワードを開催前日までにお送りします。
(注4)託児を希望される方はお問い合わせください。

申込締切日

2022年8月10日(水曜日)

参加費

無料

情報保障

会場での手話通訳あり。
UDトークによるリアルタイム字幕配信あり。
その他の情報保障についてはお問い合わせください。

講師プロフィール

黒川みどり(くろかわ・みどり)

静岡大学教育学部教授。日本近現代史、被差別部落史が専門。1981年早稲田大学卒、90年同大学院博士課程満期退学。2000年『異化と同化の間―近代社会における被差別部落認識』で早大博士(文学)。著書に『異化と同化の間―被差別部落認識の軌跡」(青木書店)、『共同性の復権―大山郁夫研究』(信山社)、『近代部落史―明治から現代まで』(平凡社新書)、『描かれた被差別部落―映画の中の自画像と他者像』(岩波書店)、『戦後知識人と民衆観』(共編著/影書房)など。

動画公開

YouTube 公益財団法人東京都人権啓発センター公式チャンネルに動画を公開しました。

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