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令和7年度第2回人権問題都民講座
近年、子どもの人口が減少する一方、不登校の子どもは増加しています。不登校は、特定の子どもに限られた問題ではなく、現代社会に潜む多様な「生きづらさ」や構造的課題が背景にあると指摘されています。本講座では、不登校や若者の「生きづらさ」を研究してきた専門家を迎え、「不登校を理解するとはどういうことか」「不登校への『対応』は何をゴールとしているのか」といった問いを出発点に、不登校という現象の意味や「生きづらさ」との関係、不登校をめぐる社会の価値観について理解を深める機会とします。
学校に行かない子どもたちを一方的な価値観で評価するのではなく、一人ひとりが尊重される社会のあり方を問い直しながら、子どもたちへの支援や関わり方について共に考えます。
おもて面 [PDFファイル/929KB] うら面 [PDFファイル/161KB]
2025年10月3日(金曜日)
18時30分から20時00分まで(開場:18時00分)
会場及びオンライン(Zoom)開催
※講師はオンラインで登壇します。
東京都人権プラザ 1階 セミナールーム
港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階
交通アクセス:東京都人権プラザ<外部リンク>
無料
事前申込制・会場定員:60名、リモート参加定員なし
(会場参加は応募多数の場合は抽選)
Webフォーム、電話のいずれかでお申し込みください。
・Webフォーム
https://form.run/@lecture-2025-02<外部リンク>
・電話 03-6722-0123
(注)電話でお申し込みの場合は、以下の内容をお知らせください。
(1)代表者名 (2)参加人数(3)参加形式(会場・オンライン) (4)受講案内送付先(住所・メール
アドレス)(5)電話番号 (6)障害等による必要な配慮の有無(有の場合は内容)
(注)お申込みを頂いた方にはメールまたは郵送にて受講案内をお知らせいたします。
当日までに受講案内が届かない場合は、お手数ですがお問合せください。
会場 令和7年9月26日(金曜日)正午
オンライン 令和7年10月1日(水曜日)正午
1978年生まれ。博士(アジア研究)。2009年4月に関西学院大学社会学部着任、2023年4月より現職。現代日本社会における学校・仕事をめぐる子ども・若者の「生きづらさ」を、質的調査(インタビュー)から明らかにしている。2011年から「生きづらさからの当事者研究会」コーディネーター。著書に『「生きづらさ」を聴く 不登校・ひきこもりと当事者研究のエスノグラフィ』(日本評論社)、『10代から知っておきたい あなたを丸めこむ「ずるい言葉」』(WAVE出版)などがある。
参加者が講座内容に関して事後学習を行い、より理解を深められるよう学習資料を参加者に提供します。
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