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平成30年度人権問題都民講座(第6回)
異なる身体感覚で世界を「見る」方法とは ~視覚と言語と運動する身体~
目が見えない人は世界をどのように感じ、把握しているのでしょうか。例えば目が見えない人は夢を「見る」のでしょうか。また、視覚がさえぎられた状態で、パラアスリートたちが全力で競技できるのはなぜなのでしょうか。こうした素朴な疑問に答えるため、当事者への聞き取り調査等で得られた新たな知見をもとに講師が解説します。
技術の進歩や社会の変化に応じて障害についての考え方も変わってきています。異なる身体感覚を持つ人々が世界を把握する方法を共有することは、障害を深く理解するための契機となるものです。障害者に対する固定化されたイメージを取り除くことが、障害者の人権について考えるための第一歩です。
2019年3月2日(土曜日)
14時00分から16時00分まで(開場13時30分)
東京都立多摩図書館 セミナールーム
東京都国分寺市泉町2-2-26
アクセス|東京都立図書館<外部リンク>
電話、ファックス、Eメールでお申し込みください。
東京都人権プラザ
(注1)ファックス・Eメールでお申し込みの場合は、件名に「都民講座申し込み」と明記のうえ、(1)代表者名(2)参加人数(3)住所または所属団体(4)電話番号をご記入ください。
(注2)手話通訳等の情報保障、託児をご希望の方は、お申し出ください。
(注3)Eメールの場合は、『アットマーク』の部分を半角英数字の @ に変更して送信してください。
当施設では上記のような方法でスパムメール対策をおこなっています。また、お送りいただいたEメールのウィルス感染等の理由により、お返事できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
80名(事前申込制・申込多数の場合は抽選)
2019年2月15日(金曜日)
無料
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授
1979年生まれ。専門は美学。もともと生物学者を目指していたが,大学3年次より「文転」(文系学部への転出)。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)、『どもる体』(医学書院/シリーズ ケアをひらく)など。
講座終了の後、およそ30分程度、講師の著書等を手がかりに、東京都人権プラザの専門員がトークを行います。会場は引き続き都立多摩図書館セミナールーム。
(事前申込不要、先着80名、参加無料)
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