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人間の安全保障と難民問題のいま~移動するヒト・変貌する世界~

印刷ページ表示 更新日:2022年2月7日更新

​​平成30年度人権問題都民講座(第4回)

 社会のグローバル化にしたがって、ヒト(人間)やモノ、サービスの国家間移動はますます盛んになっています。とりわけヒトの移動については、旅行や労働、移民・難民・国内避難民など様々な形態があり、それぞれが区別困難な場合もあります。
 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の報告では、2017(平成29)年末における世界の難民は2,540万人です。国内避難民や庇護申請者を加えると、6,850万人が支援対象者とされています。近年のシリア難民の増加や彼らが置かれた過酷な状況などは、難民を取り巻く状況が一層深刻化していることをあらわしているといえるでしょう。
 「人間の安全保障」は、持続可能な平和を構築するための比較的新しい考え方です。人間一人ひとりに着目して安全保障を考えることにより、国家間の安全保障を補完し、一人ひとりの命の尊厳や生活を守る有効な概念として期待されています。どのような経緯でこうした考え方が提唱され、現在そこで何が議論されているのでしょうか。国際機関で長く法務専門家として活動してきた講師が解説します。

日時

2018年12月22日(土曜日)
14時00分から16時00分まで(開場13時30分)

会場

東京都人権プラザ 1階 セミナールーム
港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階
交通アクセス:東京都人権プラザ

申込方法

電話、ファックス、Eメールでお申し込みください。

東京都人権プラザ

  • 電話:03-6722-0123
  • ファックス:03-6722-0084
  • Eメール:fukyu3001『アットマーク』tokyo-jinken.or.jp

(注1)ファックス・Eメールでお申し込みの場合は、件名に「都民講座申し込み」と明記のうえ、(1)代表者名(2)参加人数(3)住所または所属団体(4)電話番号をご記入ください。

(注2)手話通訳等の情報保障、託児をご希望の方は、お申し出ください。

(注3)Eメールの場合は、『アットマーク』の部分を半角英数字の @ に変更して送信してください。
当施設では上記のような方法でスパムメール対策をおこなっています。また、お送りいただいたEメールのウィルス感染等の理由により、お返事できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

定員

80名(事前申込制・申込多数の場合は抽選)

申し込み締切日

2018年12月8日(土曜日)

参加費

無料

講師プロフィール

佐藤安信

東京大学大学院総合文化研究科教授

UNHCR法務官(オーストラリア、1991~92)、UNTAC人権担当官(カンボジア、1992~93)として難民保護、平和維持・構築、法整備、司法改革支援活動に従事。その後、欧州復興開発銀行(EBRD)弁護士(ロンドン、1995~97)等を歴任。ロンドン大学大学院博士(PhD in Law, 2000)。平和構築研究会主催(2002~)。日本弁護士連合会国際交流委員会国際司法支援センター幹事を務める。

フォローアップ企画

「難民と語り合うカフェ@人権プラザ」を開催
(16時15分から17時30分まで。会場:東京都人権プラザ 1階 セミナールーム)

在日ミャンマー難民のチョウチョウソーさんをお招きし、講座参加者(希望者のみ)と、それぞれどのように感じたかを語り合う場を設けます。当事者との直接交流によって、難民の方が日本で生活する上での困難や生きづらさについて考えてもらう機会とします。

【登壇者】チョウチョウソーさん

在日ミャンマー難民のリーダーの一人、1988年の民主化運動に参加。自身に迫る危険を感じて91年来日、98年日本政府から難民認定された。その後、バンコクに妻を迎えに行き、東京でミャンマー料理店を開店。東日本大震災の際は、被災地支援のために、在日ミャンマー人グループで被災地を訪問。ミャンマー語雑誌「エラワンジャーナル」編集長、NHKミャンマー語放送アナウンサーなどを務めた。

チラシ

おもて面の画像
おもて面 [PDFファイル/481KB]

うら面の画像
うら面 [PDFファイル/509KB]

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