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学校の新学期が始まる4月や9月は、子供の自殺が増えると言われています。
東京都人権プラザは児童・生徒も利用する施設であることから、こうした状況を解消する働きかけを行うべく、2018年より特定非営利活動法人ジェントルハートプロジェクトの協力を得て、いじめ等により心と体を傷つけられて亡くなった子供たちのメッセージ展を開催してきました。
今年度も、夏休みが終了し新学期が始まる時期に合わせてメッセージ展を開催し、奪われた子供たちの命について思いをめぐらすとともに、子供たちの命を守っていくために、一人ひとりが自分たちにできることを考えていただく機会とします。
今年度もより多くの方々に見学していただけるよう、人権プラザと国分寺市で開催します。
おもて面 [PDFファイル/2.59MB] うら面 [PDFファイル/1.87MB]
1.2025年8月25日(月曜日) から 9月2日(火曜日)まで
時間:午前9時00分から午後7時00分まで
(初日8月25日は正午から。最終日9月2日は午後4時まで)
会場:cocobunjiプラザ 多目的スペース(国分寺市本町3-1-1cocobunjiWEST5階)
アクセス:https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/shikanren/hall/1017572.html<外部リンク>
2.2025年9月9日(火曜日)から9月23日(火曜日・祝日)まで(日曜日を除く。)
時間:午前9時30分から午後5時30分まで
会場:東京都人権プラザ 1階 ロビーギャラリー(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル)
アクセス:https://www.tokyo-hrp.jp/access-main.html<外部リンク>
無料
いじめ等により心と体を傷つけられて亡くなった子供たちの写真、子供たちが社会に投げかけた言葉、家族から子供へのメッセージを集めたパネル(10数組・約50点)、来場者からのメッセージ等を展示します。
本展と関連して、会場内では本展のために収録したトークセッションを常時上映します。
【上映映像】
小森美登里(ジェントルハートプロジェクト)×池上正樹(ジャーナリスト)
一人娘をいじめによる自殺で失い、いじめ問題の解決を目指して全国で講演活動を行う遺族と、長年ひきこもり問題を取材し、現在は当事者たちの支援も行っている団体代表によるトーク。会場に掲示する「子供たちのメッセージパネル」の解説と併せて、いじめ問題を解決するために、どうすればよいかを考えます。
NPO法人ジェントルハートプロジェクトについて
いじめ問題の解決を目指して2003年3月に設立。全国各地での講演会、展示会、勉強会やコンサート等の取組を通して、子どもたちが本来持っている「やさしい心」を多くの人たちに伝えるための活動を行っています。
ホームページ:https://npo-ghp.or.jp/<外部リンク>
主催
東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)
協力
NPO法人 ジェントルハートプロジェクト、国分寺市
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