本文
令和元年度 人権啓発指導者養成セミナー(第1回)
人権教育を進める上で、社会に差別があることを前提に差別とどう向き合い、それをどのように解消していくかという視点は重要です。差別する人とされる人とを対立的に考えるのではなく、差別する側がどのような問題を抱えているのかを含めて考えることが、問題を解決するための教育的なアプローチとして効果的だからです。
マジョリティの立場にいる人は、なかなか自分が強者側にいることに気づくことができません。「特権は持っている人には見えにくい」という現状を認識し、なぜそれが自分に与えられているのかを考えてもらう講義を、普段は学生に向かって行っている講師が、その経験を基に人権教育の方法論について解説します。今回の講義では、性別、性自認や性的指向、外国人等に関する人権課題を取り上げます。
2019年8月2日(金曜日)
14時00分から16時00分まで(開場13時30分)
東京都人権プラザ 1階 セミナールーム
港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階
交通アクセス:東京都人権プラザ
電話、ファックス、Eメールでお申込みください。
東京都人権プラザ
(注1)ファックス・Eメールでお申込みの場合は、件名に「指導者養成セミナー申込み」と明記のうえ、(1)代表者名(2)参加人数(3)住所または所属団体(4)電話番号をご記入ください。
(注2)手話通訳等の情報保障、託児をご希望の方は、お申し出ください。
(注3)Eメールの場合は、『アットマーク』の部分を半角英数字の @ に変更して送信してください。
当施設では上記のような方法でスパムメール対策をおこなっています。また、お送りいただいたEメールのウィルス感染等の理由により、お返事できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
80名(事前申込制・申込多数の場合は抽選)
2019年7月26日(金曜日)
無料
人権教育に携わる教員等
ボストン大学心理学科修士課程修了/ボストン・カレッジ人文科学大学院心理学科(文化心理学)博士課程修了。日本生まれでアメリカに長く暮らし、文化変容(Acculturation)のプロセスに興味を持つ。また日本社会から差別をなくすためには、日本における人種的マジョリティとして優位集団に所属する日本人が、まず変わらなければならないという考えのもと、現在マイノリティのために活動する人たちとともに実践的研究に携わる。
Copyright © Tokyo Metropolitan Human Rights Plaza. All rights reserved.